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活動レポート

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早春の野鳥観察会~すぎなみの野鳥のオアシスを散策しよう~

                     ※穏やかな日差しの中での観察会

 

開催日時:令和7年2月8日(土) 10:00~12:00

開催場所:都立善福寺公園 上の池・下の池

講  師:野鳥図鑑画家 谷口 高司 氏 元日本野鳥の会東京支部長 西村 眞一 氏

参加人数:36名

 

数日前からの、今期最強の寒波に見舞われた日本列島。湖面を泳ぐ水鳥たちも寒そうでした。
恒例の挨拶に始まり、双眼鏡の使い方の話等の後、観察会が始まりました。参加者を先生ごとに2班に分け、西村先生は、都立善福寺公園の下の池から上の池を8の字に周回し、谷口先生ご夫妻は上の池から下の池を8の字に周回しました。立春も過ぎ、日差しは幾分か穏やかさを感じられました。先生方のご説明のお話をまとめました。(みどり事業委員:F.T)

 


>※当日のチラシはこちら

観察会を始めるにあったての注意事項

※先生を囲んで

先生から、肉眼で鳥を見てそのまま双眼鏡をあてる等、双眼鏡の扱い方についてお話がありました。

葦原を前にして

※下の池の中島は安全なのか多くの野鳥が

シジュウカラ、アオサギ、バン、カルガモなど多くの鳥が集まる下の池 中の島

下の池葦原

※かなり伸びた葦

葦に宿るビワコカタカイガラモドキの虫をシジュウカラが食べます。葦は水質浄化に役立つイネ科の多年草で、枯れた葦の茎は1回/年に刈り取ってすだれを作ります。

愛は与えてもエサはあげないで

※野鳥の餌やり禁止の横断膜の前で

19年前の1月6日、ここ善福寺公園にコハクチョウが飛来。NHKの夕方のニュースに放送されました。その後、コハクチョウを一目見ようと人々が餌やりに訪れたそうで、池の前には『エサをあげないで』の幕がありました。

隊列を組んで

※逆光の穏やかな水面の中に水鳥を探します

隊列を組むのは風をよけるためでヨットのセーリングと同じです。


※穴の大きさにより、巣箱の住民が決まります

※風をよけて羽を休める水鳥たち


※アオサギがどこに隠れているのか目を凝らして

※観察会後の鳥合わせ、22から24種の鳥が確認されました


※観察会を終えて先生方が一堂に会して、お疲れさまでした