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活動レポート

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かんきょう講演会「森林サービス産業」による山村振興

                       ※本日の講師 諏訪氏のご紹介

 

開催日時:令和6年12月7日(土) 10:00~12:00

開催場所:環境活動推進センター3階 講座室

講  師:林野庁森林整備部 森林利用課 山村振興・緑化推進室長 諏訪 幹夫 氏

参加人数:28名

 

テーマは『森の中での体験プログラムを通じて地域と人を元気にしたい』

今、私たちが見ている森林は、先人が植え、育てた樹齢60年を超える人工林が多くを占めています。それ以前は、緑に覆われた森林は少なかった。必要なことは、この豊かな森林をどう活かし、引き継いでいくかということです。

具体的には、「伐って、使って、植えて、育てる」という循環利用により、森林づくりや木材利用を総合的に展開することに加え、森林空間を利用して「森林サービス産業」を推進させることにより森林をフル活用することです。ただ、多くの人は、森林と直接的に関わる機会が少ない状況であり、森と関わる機会を増やすことが必要です。

その中で、「森林サービス産業」として展開している森林浴などの森林体験プログラム、推進地域の取組事例、企業での活用事例等が紹介されました。実際、山村地域での雇用、所得機会の創出になり、活用により健康維持、増進、企業活動、評価の向上など効果として現れてきているという実例も併せて紹介されました。

講義は、限られた時間の中で、様々な視点のデータ、資料を使用され、とても興味深く、分かりやすい内容で進められました。また、未来を見据えて今取り組まなくてはいけない、地域と人を元気にしたいという諏訪氏の思いが、参加された方にも共有されたように感じられました。(みどり事業委員:K.O)


>※当日のチラシはこちら

  日本は国土面積の3分の2が森林 世界有数の森林国

40ページを超える資料をもとにとてもわかりやすくお話いただきました。参加された方の感想も好評でした。


※秋田県内の杉林(樹齢50年程度)時を経て森に変貌

※林野庁の推進する「森林サービス産業」


※森林の循環利用を目指したい (林野庁のHPをチェック!)