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活動レポート

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バスで行く紅葉の奥多摩~檜原都民の森ミニトレッキング

               ※雨の中のトレッキング

 

開催日時:令和6年10月29日(火) 8:00~17:30

開催場所:東京都檜原都民の森(三頭山 西多摩郡檜原村)

講  師:東京都檜原都民の森職員 松山 氏

参加人数:17名    

 

当日雨予報の影響かキャンセルが相次ぎ、参加者17名、スタッフ5名とバスにゆったり座って出発した。途中、藤野SAでトイレ休憩を経て檜原都民の森へ向かった。

現地到着後まずは急な坂を上り、研修室のある森林館へ入った。この地点で標高1043m、すでに肌寒い。身支度しガイドイヤホンを装着して出発。職員でガイドの松山氏は特にカエデ類に詳しく、ウッドチップの敷かれた「大滝の道」を歩きながら沢山の植物を紹介してくださった。

この森(三頭山)には24種類ものカエデがあるそうだ。珍しいツルリンドウを見て三頭大滝へ。紅葉と滝の眺めは素晴らしい。その後大滝休憩小屋で昼食後、木材工芸センターで過ごす人4名と「かおりの道」をガイド付きミニトレッキングする人13名の二手に別れた。散策途中の休憩所では、雨に濡れたウッドデッキにカエデを並べ違いを解説いただいた。濡れた黄色い葉がとても綺麗。ちなみに、山道名の由来は「コアジサイが多く良い香りが漂うから」と教えられたが、時期ではないため花と香りはなかった。雨脚が強くなってきたが、注意しながら進み、森林館へ予定通りに戻ることができた。(みどり事業委員:Y.Y)


※展望広場では雲に遮られ遠くの山は見えない

※貴重なツルリンドウ三兄弟、雨天のため開花していないのが残念


※小さなホコリタケ

※途中の休憩所でカエデの説明、床のカエデの色が鮮やか


※倒木を熊が引っ掻いて中の虫を食べた跡

※リスやムササビ、モモンガが杉の皮を剥いで巣に持っていく