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活動レポート

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かんきょう講演会×杉並清掃工場見学「杜人(もりびと)~環境再生医・矢野智徳氏の挑戦!」

開催日時:令和6年3月29日(金)【講演会】13:00~14:30 【杉並清掃工場見学】14:30~15:30

開催場所:杉並清掃工場 見学者説明室(高井戸東3-7-6)

講  師:環境再生医 矢野 智徳 氏

参加人数:70名

 

講師の矢野智徳氏は、1956年福岡県北九州市生まれ、旧花木植物園「四季の丘」で植物と共に育つ。東京都立大学理学部地理学科・自然地理専攻に入学するも、机上で学習するよりも全国を練り歩き、実際に自然と触れ合い実地で見聞を広めることを優先した。1995年の阪神淡路大地震の被災支援を通して、被災地で出た大量のごみ処理の仕方を見て環境改善施行の手法に取り組む。

今回の講演会では、矢野氏が実地で体験したことなどを中心に自然と人との付き合い方についてお話しいただいた。

 

参加者アンケートでは、「ゴミの発生した場所で処理できればゴミにならないという論理になるほどと考えさせられた」「人都合を優先させない、自然界にはゴミはない、空気が動けば水も動く、“詰まり”を除くには穴をあける大切さを知った」「コンクリートに囲まれた土地でも、空気と水脈の循環機能作用が整うと動物や植物が育ち呼吸できることを知れてよかった」「大地の脈をつなげるということ」「災害残渣の利用については目からウロコ、矢野先生の話が核心をついていてよく理解できた」「ご自身が現場を通じて経験された信念が熱く語られ面白かった」「人だけが便利になるのではなく自然界全体が豊かになり、息がつけ、速やかに流れる環境を作ることが大切と感じた」「自然と人間が相互に働くとどこでも住みやすい場所になるということに希望を持った、循環型の環境が広がっていくことが大切と思った」など、多くの反響をいただいた。(事務局)

 


>※当日のチラシはこちら


※「自然界にゴミはない」

※コンクリジャングルとなった土地のつまり(脈)を正す


※杉並清掃工場見学①

※杉並清掃工場見学②