活動レポート
「自然に学ぶ」活動レポート 実施の様子一覧
早春の野鳥観察会~すぎなみの野鳥のオアシスを散策しよう~
※穏やかな日差しの中での観察会
開催日時:令和6年2月3日(土) 10:00~12:00
開催場所:都立善福寺公園 上の池・下の池
講 師:野鳥図鑑画家 谷口 高司 氏 元日本野鳥の会東京支部長 西村 眞一 氏
参加人数:34名
今日は節分。観察会当日は穏やかな冬の日差しの一日となりました。ソシンロウバイ・紅梅・カワヅサクラが早春の彩と暖かさを感じさせる中での観察会でした。
渡り鳥の飛来する早春の野鳥観察会ということで、恒例ながら鳥好きの多くの参加者が集まりました。
観察班は谷口高司・りつ子先生の班と、西村眞一先生の班の2班に分かれ、それぞれ善福寺公園の上の池・下の池を回り、出会った野鳥ごとに鳥の名前の由来、特徴などの説明がありました。野鳥の観察は目で見て耳で聞いて頭で理解するとのこと。お目当ての鳥を探すには、その鳥の餌がある場所を探す事。野生の生き物に人間が干渉するのはいけない等。野鳥との付き合い方等参考になるお話もたくさんありました。
冗談も交えながらのとっておきのお話は、時間を忘れる楽しいひと時でした。(みどり事業委員:F.T)
観察会を始めるにあたっての注意事項
先生から双眼鏡の扱い方についてお話がありました。
葦原を前にして
シジュウカラ、アオサギ、バン、カルガモなど多くの鳥が集まる下ノ池の葦原。葦に宿るビワコカタカイガラモドキの虫をシジュウカラが食べます。葦はイネ科の多年草。枯れた葦の茎は刈り取ってすだれを作ります。
早春を告げるソシンロウバイ
ソシンロウバイが見ごろを迎えていました。
早春を告げるカワズザクラ
去年の観察会は2月11日で、カワヅザクラは満開でした。
今年は2月3日、まだ、開花が5輪程度。
※オナガガモ 雄 |
※キンクリハジロ 雄 |
※終盤でも熱のこもった講話 |
※春の兆し |