活動レポート
「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧
5.「あなたにできる環境活動、始めませんか?環境学習サポーター養成講座」第5回“ 野鳥の世界を覗きに行こう”(全5回講座)
※野鳥の魅力を発見しよう!
開催日時:令和5年11月28日(火) 9:30~12:00
開催場所:都立善福寺公園
講 師:ネイチャーガイド 中村 忠昌 氏
参加人数:15名
杉並区内では、公園や個人のお庭にたくさんの野鳥が訪れます。特に川や池では毎年多くの冬鳥の到来があり、私たちの目を楽しませてくれます。
野鳥を知ることで生態系や生物多様性を学ぶ良い機会になります。昆虫や植物に興味のある子どもは多いのですが、野鳥に詳しいサポーターが少ないこともあって、野鳥観察授業は一部の学校でしか行っていないのが現状です。
野鳥をもっと身近に感じ、興味を持ってもらいたいと、すぎなみ環境ネットワークは今回、サポーター養成講座(5回連続講座)に野鳥を組み込みました。
参加者は実際に双眼鏡を持って野鳥を探したり、講師のフィールドスコープで美しい鳥の羽などを観察するのは初めてのサポーターも多かったようです。
"自然の魅力を子どもたちに伝えていこう!"
5回シリーズの「サポーター養成講座」最終日となり、最後には20名の受講生に修了書が手渡されました。これからは興味のあることを深め、学びながら、サポーターやコーディネーターとして学校の授業に貢献していただけることを願います。(普及啓発委員:M.Y)
講座開始
野鳥観察は目と耳で鳥を探します。まず鳴き声を聴いて・・・「ギー、ギー」という不思議な声、これはキツツキの中で一番小さいコゲラです。
双眼鏡の使い方指導
裸眼で鳥を見て、頭を動かさずにそっと双眼鏡をあてる。コゲラが見えたかな? 見えたらピントを合わせましょう。
先生の解説
シジュウカラ、メジロ、コゲラなど冬の混群に出会えると嬉しいね
冬の水鳥たち
イラストを見せてもらいながら、冬鳥を探します。キンクロハジロ、オナガガモ、マガモ、ホシハジロを観察しました。
講座のまとめ~鳥に興味をもってもらおう!~
講座の最後に先生から。観察会では鳥の魅力を伝え、好きになってもらうことが大事です。また参加者の年齢によって言葉を言い換えたり、図鑑や絵を見せて分かりやすい解説、地元ならではの情報や近隣の公園情報を伝えると野鳥観察に興味を持ってくれることをアドバイスいただきました。とても楽しい講座、ありがとうございました。
カワセミ発見!美しい、まさに飛ぶ宝石!!「キキー」という高い声を聴いて探します。見つけるとテンションが上がりますね。 |
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