活動レポート
「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧
2.「あなたにできる環境活動、始めませんか?環境学習サポーター養成講座」第2回“善福寺川をもっと身近に!”(全5回講座)
※善福寺川上流での川調べの様子
開催日時:令和5年10月31日(火) 9:30~12:00
開催場所:都立善福寺公園
講 師:東京都環境学習リーダー 境原 達也 氏
善福寺川を里川にカエル会事務局長 渡辺 博重 氏
参加人数:12名
杉並に流れる3本の川がどれだけ自然環境に寄与しているか。現代の都市での生活はそれをなかなか実感できないのが現状です。川の存在をもっと身近に感じ、興味を持ってもらいたいとすぎなみ環境ネットワークは年間複数回川にまつわる講座を開き、小学校の環境学習でも善福寺川の生き物調査など、20年以上活動してきました。
今回、サポーター養成講座でも、川を知り・川に親しみ・子供と一緒に川を楽しめるサポーターを増やしたいと5回連続講座に組み込みました。
ほとんどの参加者は善福寺川に降りたのは初めて。
興味津々で川調べを体験しました。(普及啓発委員:Y.A)
川の基本を調べる
川の基本を知るとは。
漠然と大きな川とか水がたくさん流れていると言いますが、
調査項目にしたがって調べていきます。
水温、川幅、流れの速さ、川の底の状態、水のにごり、臭い。水質は化学的にpHとCOD。
次は生きもの調査です
川沿いの歩道から覗き込んでも見えませんが、善福寺川では上流部でたくさんの生き物を見ることができます。また、川底にすむ水生昆虫や岩に張り付いている生きものなど、普段目にすることがない生きものにも出会います。
「遅野井川親水施設」
井荻小学校の子どもたちの提案をきっかけに、計画づくりのワークショップを経て、2017年に杉並区の事業として再生された水辺です。下水が流れ込まないので子どもも自由に入れます。
水質&指標生物調査票結果
今回の体験は善福寺川上流だけでしたが、下流の調査もできます。
是非、一人でも多くの方にサポーターになっていただき、川を身近に体験できる機会を増やしましょう。
一度体験すると川を見る目が変わること間違いなし。