活動レポート
「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧
善福寺川感謝祭 ~川ごみ拾い(下流)
※きれいな善福寺川にしたい!
開催日時:令和4年9月10日(土) 14:00~16:00
開催場所: 済美公園ワンドと善福寺川沿い道路
講 師:東京都環境学習リーダー 境原 達也 氏、環境カウンセラー 浅岡 八枝子 氏
参加人数:19名
杉並の中央を流れ、杉並ではじまり杉並で神田川に合流する善福寺川をテーマに、年間多くの講座や講演会を開催しています。
通年で親子向け連続9回の「川ガキ復活講座」や夏の「善福寺川たんけん上流講座・下流講座」では、善福寺川にすむ生きもの調査や水質調査をしています。2022年度は以前からの井荻小に加えて、大宮小4年生の「川の生きもの調査」もサポートしました。川の体験学習を通して多くのことを学べます。川を身近に感じる児童が増えて欲しいと願っています。善福寺川の存在に感謝の気持ちを込めて、2020年から川のごみ拾いを始めました。
今回は善福寺川の下流域、都立和田堀公園の東端、二枚橋から武蔵野橋までの川沿いのごみを2班に分かれて拾いました。また、済美公園ワンドでは川の中のごみを小学4年生から大人まで沢山の参加者が胴長や運動靴をはいて拾いました。(普及啓発委員会:Y.A)
初めての参加者の感想
小6の参加者は「結構ごみが出て来たので人間が川を汚していると実感した。今まではそこまで酷いとは思わなかったけど川に入ってよく分かった」。 中2の参加者は「思ったより岸の道路が高く、人間と川に住む生きものの距離は遠いと思った。だからこそ人は意識無くごみを捨ててしまうのかなと思った。川は思ったより汚れていて危機感を感じた。」と感想を寄せてくれました。
川の中のごみは切りが無いほど
約一時間のごみ拾い。川の中のごみは普段は拾えないので、次から次と切りが無い。その点川沿いの道は目立つごみは無い。それでも、普段の掃き掃除では見つけられない生け垣の奥や柵の中の手が届かないところには予想以上に隠れていた。
多かったごみの種類は?
最後に川ごみ調査カードの分別表にしたがって数えたのは、飲料のペットボトル13本、飲料びん9本、飲料缶28個。
たばこは吸い殻も多く、空の箱も8個。他のごみは分別が難しい雑多なごみの集合体といった感じ。
川の中で数が多くて気になったのは生理用品。雨量が多いとき下水が川のはけ口から善福寺川に流れ出すからでしょう。