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活動レポート

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横沢入でホタルの観察会

                 ※草堂の観察後、下の川に向かう前の中央湿地での集合写真

                  

開催日時:令和3年6月26日(土) 午後5時~8時30分

開催場所:あきる野市横沢地区

講  師:東京都環境学習リーダー  境原  達也 氏

参加人数:7名

 

毎年恒例の観察会で、今年度はコロナ感染状況などにより、参加定員を7名に減らして実施。当選倍率3倍となり大人気。
集合は武蔵増戸駅。雨の心配もなく、徒歩18分の大悲願寺で仁王門、観音堂などを見学。横沢入の拠点施設へ移動して軽食の休憩タイムに。18時15分、草堂の入へ向かい、上流部の池で生きもの観察をした。モリアオガエル、モリアオガエルのオタマジャクシ、トウキョウサンショウウオの幼生、アカハライモリ、サナエトンボのヤゴを観察できた。
中央湿地に戻り、中央水路の石垣に積まれている伊奈石の未製品石臼を見学。横沢入で採石されていた伊奈石の歴史が聞けた。
いよいよ、ホタル観察場所の下の川へ。カエルの大合唱を聞きながら、山裾に目をこらし最初のホタル出現を待った。そろそろ飽きた頃、一番目のゲンジボタルが光った。徐々に数が増え、ヘイケボタルも飛び回り、点滅するのを見ることができた。参加の子どもたちは、近くを飛ぶホタルの乱舞に「わーっ」と歓声を上げて楽しんでいた。ホタル出現のピーク時には、残念ながら、横沢川を後に拠点施設で解散し、各自武蔵増戸駅へ。今年のホタルは、やや減少気味と感じた。(普及啓発委員会:T.S)

武蔵増戸駅での集合・挨拶

※時間通りにみなさん集合され、講座開始

今日のサポートスタッフ紹介、行程説明、横沢入が東京都の里山保全地域の指定第1号に至るまでの歴史のお話もありました。
 

オバボタルの観察中

※何だろうこのホタル?と見入る

昼間五日市の河原で採取してきた昆虫が何かと話題になり、ゲンジボタルやヘイケボタルではなく?でしたが、その後調べてオバボタルということがわかりました。

大悲願寺の見学

※観見堂を見学中

約20分程度で大悲願寺に到着し、大悲願寺の由来など簡単な説明の後、観音堂を見学。

横沢入拠点施設に到着し、軽食タイム

※それぞれ軽食を楽しむ

観察が長時間にわたるため、観察前に軽食で腹ごしらえを。
 

草堂の入に向かって出発

※谷戸の生き物の観察に向け出発

谷戸の生きもの観察のため、最も自然が残っていると思われる谷戸の草堂の入に向かい、中央湿地を出発。


※生き物をさがしています

※アカハライモリとモリアオガエルのオタマジャクシ


※トウキョウサンショウウオの幼生

※サナエトンボのヤゴ


※石垣の中に伊奈石の未製品石臼が見られます