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活動レポート

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さあ東京の里山へ!~檜原村藤倉地区を訪ねる~

                 ※「NPO法人さとやま学校・東京」の拠点、旧藤倉小学校で集合写真
 
開催日時:第1回 2019年11月23日(金) 午後7時~9時
     第2回 2019年11月30日(土) 午前10時~午後4時30分
     第3回 2019年12月7日(土) 午前10時~午後2時
開催場所:第1回 環境活動推進センター 講座室
     第2回 檜原村
     第3回 永福和泉地域区民センター 調理室
講  師:NPO法人 さとやま学校・東京 事務局長
     川上 玲子 氏
参加人数:第1回目 13名
     第2回目 13名
     第3回目 11名

■第1回目(パワーポイントを使ってのレクチャー)
・檜原村についての概要説明、および藤倉地区についての概要説明
・藤倉に伝わる江戸の文化、里山の暮らし、里山の食文化など
・過疎化の進行や里山の暮らしから学ぶ大切なものなどについて知る

■第2回目(武蔵五日市駅に集合・解散、マイクロバスで藤倉地区往復)
・マイクロバスで藤倉のバス停まで移動、川上氏と合流
・重要文化財の小林家住宅へ向け登山(一部 車とモノレールの方あり)
・小林家住宅で説明を受けながら縁側で昼食
・下山して旧藤倉小学校へ移動
・旧藤倉小学校で「さとやま学校・東京」が収穫された小麦粉等を使い、たらしもちを作り、食しました。
・下元郷の公衆トイレと山の店に立ち寄り、武蔵五日市駅へ

■第3回目(永福和泉地域区民センター調理室で伝統的な料理作り体験)
・藤倉の団子汁、ゆずと白菜の浅漬、刺身こんにゃく、舞茸の天ぷら、里芋の煮物、雑穀ご飯、黒糖大豆の調理と食事を体験
・「さとやま学校・東京」で作られた小麦、大豆、雑穀などを実際の食材として使用
・3班に分かれて各班で調理し、サポートの先生方と共に各テーブルごとに試食 
 出来映えの違いなどを実感しながら、美味しくいただきました。
・団子汁は小麦粉をこねてからちぎりながら鍋に入れます。団子というよりはひっつみという方が適切な形で、小麦のおいしさを堪能できました。

第1回目 11月22日 川上さんのお話を聞く

※第1回目 講座風景

檜原村、藤倉のこと、特に江戸から伝わる文化など興味深いお話です。
里山の暮らしや食文化のことの他、過疎化の進行による問題点などについて学びました。

第2回目 小林家住宅を目指して出発

※第2回目 旧藤倉小学校前を出発

武蔵五日市駅からバスで移動。バスを降り、「さとやま学校・東京」拠点の旧藤倉小学校前から山道に入り小林家住宅を目指して出発。

第2回目 山道を登ること約30分

第2回目 小林家住宅到着

山道を登ること約30分で、重要文化財の小林家住宅に到着。

第2回目 重要文化財の小林家住宅

※小林家住宅で昼食時の解説

18世紀前半(江戸時代中期)に建設され、標高750mに位置する重要文化財の山岳民家として珍しい小林家住宅です。その縁側で昼食をとりながら解説員の小林さんのお話を伺う。

第2回目 小林家住宅の水がめだった、湧水地の夫婦杉を訪ねて

※小林家住宅の湧水箇所(夫婦杉)

小林家住宅の水がめだった、湧水地の夫婦杉を訪ねました。カメに落ちる水滴が水琴窟を再現しています。


※第2回目 足に不安のある仲間は、小林家住宅からモノレールで下山。

※第2回目「さとやま学校・東京」で地産の小麦粉で美味しい  たらしもち作り体験


※第3回目 藤倉の伝統食を調理。地元の方二人と「さとやま学校・東京」のメンバー二人のサポートで、地元産の材料を主に使った伝統食をみんなで和気あいあいと再現。

※第3回目 伝統食の出来上がり。再現した伝統食は、どれも みな美味しく素材の良さが際立っており、皆さん満腹で大満足の一日