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活動レポート

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五感を澄ませて春の日比谷公園を散策する

              ※傷ついた樹木は切り口を活発な細胞分裂で自然治癒をしている

開催日時:平成31年4月7日(日)午前10時~正午
開催場所:都立日比谷公園
講師:樹木医
   岩谷 美苗(いわたにみなえ)氏
参加人数:16名

 2019年度、最初のみどり事業委員会の行事は、樹木医の岩谷美苗先生による春の日比谷公園での散策会でした。岩谷先生を講師にお迎えして初めての観察会でしたが、先生からトウネズミモチのコーヒーをごちそうになって、和やかな雰囲気で観察会はスタートしました。
 ビーカーの水に浸したアオダモやトチノキの枝をUVライトで照らして、浸み出た樹液が青く変わるのを確認したり、樹形や枝、葉などに特長のある個々の樹木について説明を受けながら、日比谷公園を一周しました。
 「アオギリ」の幹に土偶の顔を発見したり、「バクチの木」の樹皮をばくちに負けた赤い肌とか「ケヤキ」の幹の空洞を洋式トイレの形など先生の親しみやすく、面白い独特の言い回しに皆さん聞き入っていました。
 参加者のアンケート結果からも説明が分かりやすく、樹々に対する理解が深まったと、とても好評でした。


先生からコーヒーを振舞われて観察会はスタート

UVライトで青く変わったアオダモやトチノキの樹液