NPO法人すぎなみ環境ネットワーク

持続可能な社会を目指し、環境に配慮した生活をすすめる団体です

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活動レポート

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国産大豆で豆腐づくり

開催日:平成28年2月22日(月)
場 所:高井戸地域区民センター 調理室
講 師:環境カウンセラー
    浅岡 八枝子氏
東京都環境学習リーダー
    境原 達也氏 他

普段食べている豆腐の原料、大豆。その大豆がどこの国からやってくるかご存知ですか? 現在、国内で消費される大豆の92%は外国産。それがなぜ環境問題なのでしょう? 
国産の大豆から豆腐を作り、小さな大豆から地球環境を考える講座です。

豆腐づくりのスタート

豆腐づくりのスタート

今日は一人150gの大豆からざる豆腐を作ります(大豆は前日から水に漬けてあります)。

大豆をミキサーにかけ、水を加えて、生呉(ナマゴ)またはヒサゴと
呼ばれる液状にします。
生呉を弱火で煮始めると、調理室にやわらかい大豆の香りが広がっていきます。

小さな大豆から地球規模の環境問題を考える

フードマイレージについての解説

豆腐の水を切る時間を使い、いよいよ小さな大豆から地球規模の
環境問題を考えます。

二酸化炭素と地球温暖化の関係をおさらいし、輸入食料に頼っている日本の現状と、フードマイレージについての解説。輸送時に大量に排出される二酸化炭素が地球環境に負荷を与えていること、今の私たちの生活が100年後の地球環境に影響を与えていることなどを学び、なるべく近くで生産された食料を利用することで、地球環境に与える負荷を減らすことができるとわかりました。

今回は大豆をクローズアップしましたが、他にも輸入に頼っている
食料はたくさんあります。買い物の際は、原材料の生産地にも注目してみてはいかがですか?