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活動レポート

「自然に学ぶ」活動レポート 実施の様子一覧

「海の森」にて写生会~葛西臨海水族園見学

(出典:東京都港湾局HP http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/jigyo/plan/uminomori/)

平成26年10月11日(土)
場所:①海の森公園予定地(江東区)
    ②東京都葛西臨海水族園(江戸川区)

東京湾に浮かぶ、ゴミと建設発生土で埋め立てられた中央防波堤内側埋立地。
この高さ30メートルのゴミの島に苗木を植え、美しい森に生まれ変わらせ、水と緑の回廊に包まれた
美しいまち東京を実現する計画が「海の森」プロジェクトです。
完成すると88ヘクタール(日比谷公園の約5.5倍)になる「海の森」は、平成19年度から整備を開始し、
その翌年度から植樹を行い、30年かけて整備を完了させる計画です。


バス車内での事前学習

解説に聞き入る参加者たち

まず杉並区のみどりに関するクイズが行われ、身近な環境に対して参加者の関心が高まりました。

続いて、当日のイベント会場である「海の森」について、配布されたパンフレットを基に、解説が行われました。

写生現地まで歩いて「森づくり」を体感

市民参加型の森づくりを実感

バスを降りてから写生会の現地まで10分程、海の森の見学を兼ねて歩きました。
ヤブツバキやタブノキ、シロダモなど季節の樹木や花々が道ばたに彩りを添えていて、説明を受けながら参加者たちは散策を楽しみました。

またブロック毎に「平成22年度春」「平成24年度秋」植樹箇所といった標識が立っており、バス車内で解説を受けた「市民参加型森づくり」を道すがら実感することができました。

見事な眺望を背景に記念撮影

参加者全員で記念撮影

写生現地に着いて、参加者全員でまず集合写真を撮りました。杉並区外からの参加者も多く、この海の森に対する都民の興味深さをうかがい知ることができました。

台風の到来が懸念されていた1日でしたが、高台からの雄大な眺望を楽しむことができ写生会には適した天候でした。

子どもたちも写生に熱中

素敵な仕上がりとなったスケッチ

参加者のうち親子連れは5組でした。約1時間半にわたる写生会でしたが、小学生の子どもたちも飽きることなくスケッチを楽しみました。

集合時に配布されたスケッチブックのページ一杯に、思い思いにクレヨンや色鉛筆で写生し、良い記念を持ち帰ることができたようでした。

葛西臨海水族園を自由見学

足を止めて景色に見入る参加者たち

写生会の後は、見晴らしを楽しみながら東京ゲートブリッジをバスで渡り、葛西海浜公園に向かいました。昼食後は2時間のフリータイムが設けられ、広い水族園内を自由に見学しました。

1日の行程を終えた参加者からは、「海の森で、ゴミの山を美しい森に生まれ変わらせるプロジェクトが進行しているとは知らなかった」「季節の花が綺麗だった」「水族館まで鑑賞できて満足した」など、有意義で楽しい1日だったとの感想が寄せられました。