活動レポート
「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧
藍の生葉でフェルトを染めてアクセサリー作り(全2回)
開催日:平成25年 7月19日(金)/ 22日(月)(全2回)
場 所:あんさんぶる荻窪
講 師:彩々の会 吉田みちこ 氏 他
すぎなみ環境情報館で育てた藍で羊の毛を染色して、かわいい色のフェルトロープのアクセサリーをつくります。
環境情報館で育てた藍を使います
藍の葉に水をひたひたに加えてミキサーにかけ、何度か漉(こ)して染液を作ります。
あらかじめ水に浸しておいた羊の原毛を染液に入れ、10分くらい浸しておきます。その後、水に入れて水中酸化させます。水がきれいになるまで替えながら浸して、陰干しをします。
残りの染液で、絹の布を絞り染めしました。折りたたんで輪ゴムでとめたり、結んだりすると面白い模様が出来上がります。
第1回目はここまで作業しました。
2回目はいよいよ作品づくりです
1回目に染めた原毛を使って、綿ロープを芯にして、フェルトの紐をつくります。
梱包用クッションシートの上で、1~2センチに縦にさいた原毛をロープにまきつけます。ごくごく薄い石けん水(500mlのペットボトルだと台所洗剤1~2滴程度の濃さ)をたらし、手のひらを前後にうごかしてフェルト化していきます。
このロープを使うと、ひも結びなどでアクセサリーが作れます。
また、さいた原毛を指(2~3本分)にまきつけて、水でぬらしてもう一方の手のひらでこすります。縮できたら指一本抜き、またこすり、めざす輪になるまで縮めます。
フェルトリングでも素敵なアクセサリーができます。
こんな作品が出来上がります!
生葉で染めた原毛や、講師が染めた色とりどりの原毛も加えて、グラデーションを楽しみました。
髪飾りやネックレス、ブローチなど作ることができます。
葉っぱの形がきれいに染まります
こんなこともしてみました!
藍の葉を紙にのせ布にあて、紙の裏側からたたきます。
型押ししたように葉脈が美しく染まります。
講師の参考作品です
藍で染めた絞り染めなど、講師の作品を紹介していただきました。