活動レポート
「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧
~自然への招待~身近な自然に学ぶ(全 2回)
開催日:講座 平成25年 5月26日(日)/ 観察会 30日(木)
場 所:講座 あんさんぶる荻窪 / 観察会 都立野川公園
講 師:桜美林大学名誉教授 三島次郎 氏
26日の講座では、「自然を大切にする」基本を身近な例で紹介されました。
『動植物に対する見方が変わった。』 『雑草だって、その働きを理解すると、CO2を吸収し、酸素をつくる立派な立役者。邪魔でなければ生かしちゃおう!!』いう参加者からの声がありました。
30日の観察会は野川公園自然観察園を 2時間ほどで巡りました。
国分寺崖線に沿って湧水が数か所あり、湿性の植物や鳥も見られます。
荻窪から電車と徒歩で1時間以内の距離に、貴重な自然が保護されています。
ここでは、自然を友とする歩き方を学びました。
野川公園への玄関口
西武多摩川線の新小金井駅から徒歩15分ほどで自然園入り口です。
歩き出す前に知ってほしいこと
五感を使って自然を感じる。目をとじて1分間鳥の声、風の音を聴きました。
自然を大切にするために、同じ線上を歩きます。人が歩くと植物がダメージを受けます。踏まれても丈夫なオオバコなどが生き残るそうです。
見えない自然の力を感じる
樹木は二酸化炭素を吸収したり、空気を冷やす力を持っています。幹回りを採寸して、その力を計算することが出来ます。「総葉面積」換算表を使います。
たとえばケヤキなどの落葉広葉樹で、胸高幹回り137センチだと、家庭用クーラーで6万時間以上の運転分となります。
湿地の中の木道を歩きました
自然観察園は、国分寺崖線からの湧水で、ほたる池・しょうぶ池・丸池のある湿地となっています。
自然は壊れたら修復できない。この公園は人の手で守っていく方法で成功しています。