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活動レポート

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ダンボールコンポストを始めよう

実施日:25年3月23日(金)
開催場所:リサイクルひろば 4階
参加者数:7名

みなさんは「ダンボールコンポスト」をご存知ですか?!
さまざまなたい肥作りの方法がありますが、昨年からひろばでは「ダンボールコンポスト」を使ったたい肥作りの講座を開催しています。

家庭でたい肥を作ることで生ごみを減らすこともできます。
自分で作ったたい肥を使うことで家庭菜園やガーデニングも楽しくなります。

まずは・・・

たい肥ができるまでの仕組みについてのお話を聞きます。
ホワイトボードに書きながらの講義はとてもわかりやすいです。

お話を伺っていると、生ごみを捨てるのはもったいないと思えてきます。
基材と生ごみを合わせることでたい肥ができます。
そこには微生物の息使いを感じることもでき、たい肥を使って土に触れることで自然のことが気になり始めたり、この生ごみはたい肥作りに使えるかな?!
なんて考えたりします。

続いて・・・デモンストレーション!

ダンボールコンポストを始めるためにはいくつか必要な基材(ダンボールやもみ殻くん炭、ダンボールカバーなど)があります。
講座の中では講師によるデモンストレーションを行います。

防水加工していないダンボールを二重にして、もみ殻くん炭と生ごみを入れてよく混ぜます。
それを雨がかからない日当たりがよく、風通しのよい所に台の上に置き、虫よけのカバーをします。
あとは、生ごみを足しながら時々混ぜ合わせ、空気を入れてあげましょう。

興味のある方はすぐに始められます。

デモンストレーション後には基材を購入いただけますので、すぐにダンボールコンポストを始めることができます。

一ヵ月後にアフター講座を開催します。

ダンボールコンポスト作りを始めて一カ月ほど熟成させるとたい肥が完成します
一ヵ月後に開催するアフター講座には参加者の皆さんが実際に作ったたい肥を持ってきてもらい、分解の進み具合などたい肥に状態をチェックしてもらうことができます。
またこの一カ月間の様子を報告したり、困ったことなどを相談することもできます。

こうして3~4カ月後に完成したたい肥を使い、元気な土で元気な野菜や花を育てるのはごみを減らし、自然を循環させたり、環境にやさしいだけでなく
心もほっこり暖かくなるような気がします。

この講座は今年度秋ごろにも開催予定ですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。