NPO法人すぎなみ環境ネットワーク

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活動レポート

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石けん作り体験

実施日:25年3月1日(金)
開催場所:リサイクルひろば 3階

天ぷらなど揚げた後の油はどのように処理されていますか?!
1ccの油を台所から流すと、魚が住める水質に戻すために200㍑の水が必要と言われています。

家庭や学校などで出た廃油や賞味期限の切れた油を使った「石けん作り体験」を年間数回開催しています。

石けんができるまで・・・

ペットボトルに、水・水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)、揚げ物などに使った廃油などを入れて、数分撹拌(かくはん)します。

なかなか腕の力を必要をされる作業です。

完成するまで1カ月・・・

撹拌(かくはん)したものを、牛乳パックやプリンなどの型に流し入れ、1か月ほど寝かせます。

季節によって多少期間は変わってきますが、完全に固まれば完成です。

体験コーナーにご参加いただいた方には、作りたての状態のまま、おひとつお持ち帰りいただいています。
固まるまで少し時間はかかりますが、完成するのが楽しみです。

完成した石けんは・・・

廃油ですので、洗濯石けんとしてご利用できます。
靴下や衿・袖汚れ、運動靴(スニーカー)、衣類に付いた血液など、びっくりするほどよく落ちます。
また、お台所では、シンクやコンロ周り、換気扇などの油汚れにも脅威のパワーを発揮します。
廃油を再利用できるだけでなく、環境にも優しい石けんは
リサイクルひろば高井戸(3階)やあんさんぶる荻窪(4階)にて販売もしております。

ご家庭で出た廃油などのご寄付も承っております。

ご興味のある方はぜひ一度体験しにいらしてください。