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活動レポート

「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧

古布からぞうり作り

「古布からぞうり作り講座」は、2012年度8回開催しました。午前2時間、午後2時間の講座で完成した布ぞうりです。






11月14日、リサイクルひろば高井戸で開催した講座の様子を紹介します。(受講者:10名)
 教室の床にゴザを敷いて座り、両手両足を使って作業します。よこ糸にする布を準備したあと、芯にするひもに布を巻きつけながらぞうりの形に編みあげます。鼻緒をつけたあと、かかとの部分を編み、前鼻緒を通して完成です。
講座が終わるころ、「準備は大変そう」「テキストには始めるところから書いてほしい」などの声が聞かれました。
なお、講師は、講師養成講座の修了生が交替で担当しています。

材料を準備する

まず、ぞうりを編む布を準備します。自宅から持ってきたTシャツや浴衣、シーツなどの木綿生地をハサミで切ったり、手で裂いて、幅7cm~10cmの布を20~30本作っておきます。
他に、鼻緒用の布、芯にするひもを用意します。(講座では教材として提供)

編み始める

芯にする太めのひもを2本用意します。ひもを輪に結び、両足の親指にかけます。輪を手前にし、結んだところを向こうから手前に持ってきます。芯になるひもに準備した布を巻きつけながら、つま先部分から編んでいきます。

鼻緒をつける

2/3くらい編んだところで鼻緒をつけます。2枚の布を撚って鼻緒にします。
鼻緒の撚りは左ねじり。しめ縄と同じ撚りです。鼻緒を縦に持つと撚りの形が「ノ」の字になっています。
かかとの部分を数段編んで形を整えます

前鼻緒を通す

最後に、前鼻緒をつけます。前鼻緒用の布を、ぞうりの表側から差し込み、裏側にできた輪に芯のひもと編んできた布の先端を入れます。表側に出ている部分を引っ張り、布を撚りながら鼻緒に巻きつけます。もう一度撚って差し込み、裏側で止めます。