NPO法人すぎなみ環境ネットワーク

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活動レポート

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青梅エコツアー

平成24年3月13日(火)
場所: 青梅地区とその周辺
講師:淀川正進(よどがわまさよし)氏・大手寛(おおてひろし)氏<杉並ネイチャー7>
行程:宮の平駅(集合)→消石灰窯跡→石灰岩採掘跡→和田乃神社→明白院→和田橋→竹林寺→鎌倉街道→梅の公園→下山八幡神社→JA西東京グリーンセンター→神代橋(神代万年橋跡)→日向和田駅

毎回大変好評いただいているエコツアーです。
今回も杉並ネイチャー7の皆様の企画協力のもと、実施いたしました。

武蔵野台地に位置する青梅地区の地形、自然、歴史、生活環境を探り、更に青梅梅園等の香りを楽しむ企画でしたが、今年は梅の開花も大幅に遅れていました。タイトル写真の明白院の枝垂れ梅は七分咲きで迎えてくれました。
参加の皆様は青梅の歴史や自然環境についてのわかりやすい説明に満足されたようです。

石灰石搬出の歴史

レンガ作りのトンネル

青梅地区は古くからの石灰石の生産拠点でした。現在は宮の原地区の石灰石も採り尽くされていますが、窯跡等は遺産として保存されています。和田乃神社に向かう途中での青梅線のレンガ作りのトンネルなどに石灰石搬出の歴史を感じました。

梅のウィルス被害が甚大です

農家の梅の様子

青梅地区では、梅がウィルスに侵され今年中に大量の伐採をおこなう事になっており、残念ながら農家の梅林の多くは今年で見納めとなりそうです。
エコツアー当日は、ちょっと開花時期より早めでした。

竹林の旧鎌倉街道

「竹林寺」横の旧鎌倉街道(と言われている)を歩きます。段丘全体像が見えます。

青梅の鎮守 下山八幡神社

このツアーでは、和田乃神社と下山八幡神社の二つの神社をめぐりました。和田乃神社は旧和田村の総鎮守。下山八幡神社は梅郷の鎮守として1281年創建と伝えられています。拝殿の後ろの本殿は青梅市の有形文化財に指定されています。

マンホールにも「梅にうぐいす」

青梅市では、マンホールも「梅にうぐいす」です。

(広報委員 大西 記)