活動レポート
「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧
ホタルが小千谷からやって来る!
ホタルが小千谷からやって来る!
日時:平成23年7月1日(金)/7月2日(土)
場所:あんさんぶる荻窪 環境学習室/ビオトープ
講師:境原達也氏(東京都環境学習リーダー)
杉並区では、中越地震以来、新潟の小千谷市と交流を深めています。
今年も小千谷市の「船岡町ホタルを育てる会」から、たくさんのホタルをいただきました。
あんさんぶる荻窪4階のビオトープにテントを張り、「ホタル観察会」を開催しました。
「生まれて初めてホタルを見たので感動した」、「思っていたより光が強く驚いた」、
「へ~、オスとメスの光り方が違う」、「意外によく飛んでいたのでびっくりした」、
「実際に自然の中で見てみたい」、「この時期に田舎に帰って見ることができない。杉並で
見ることができて良かった。」などの感想をいただきました。
お子さんはもちろん、付き添いのお父さん、お母さんも感激されたひとときでした。
ホタルの一生のお話
観察に前に、東京都環境学習リーダーの境原達也講師から、
ホタルの一生についてのお話を聞きました。
卵⇒幼虫⇒サナギ⇒成虫と、1年かけてホタルの一生が終わり
ます。
「すぎなみホタルの学校」での飼育観察記録の紹介もありました。
テントの中は
テントの中には、小千谷市から運んだゲンジボタル40匹とヘイケ
ボタル100匹が放してありました。
あたりが暗くなり、まわりの電灯を消すとホタルが光り始めます。
両日とも蒸し暑い夜で、ホタルたちは元気に飛び回っていました。
ホタルの観察
観察町の時間を利用して、ホタルや、カワニナ(エサのひとつ)を
観察しました。明かりを消すと、オスのホタルとメスのホタルの
光り方の違いがよくわかります。
カワニナ
ホタルは、幼虫の時期、カワニナなどの水生の巻貝を食べて大きく
なります。カワニナを飼育できるようになると、幼虫からホタルを
育てることもできます。
飼ってみたい方には、9月10日に講座「ほたるの学校~飼育方法を
学びます~」を開きます。お楽しみに。
(広報委員 澤田 記)