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活動レポート

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早春の野鳥観察会~すぎなみの野鳥のオアシスを散策しよう~

平成23年2月26日(土)都立善福寺公園
講師:谷口高司氏<野鳥図鑑画家>・西村眞一氏<(財)日本野鳥の会理事>

当日は前日の初夏のような陽気から一転、気温が10℃下がり冬に逆戻りでしたが、次第に穏やかな春を
感じる日射しが差し始め、50名を越す参加者が集まりました。

善福寺池

善福寺池は武蔵野三大遊水地のひとつで、江戸時代には神田川上水の補助水源として利用されたほどの水量だったと伝えられています。昭和30年代には湧水は枯渇し、現在、池の水は井戸水の汲み上げに
頼っています。
上池と下池があります。

観察会-1

最初に講師から双眼鏡の扱い方を教えて頂きました。
「バートウォッチングの基本は裸眼、自分の目で見つけられないと
双眼鏡は使えません。双眼鏡は7~10倍くらいが使い易いですよ。」
(谷口さん)
双眼鏡の説明の後、講師の引率で二手に分かれて善福寺公園の
上池と下池を巡りました。

観察会-2

参加者は交互に、講師のフィールドスコープでコサギなど様々な野鳥を観察しました。

観察会-3

上池には渡り鳥(冬鳥)のオナガガモ、キンクロハジロ、一年中日本で見られる留鳥のカルガモが集まっていました。

その他に、ツグミ、ゴイサギ、カイツブリ、ヒヨドリ、コサギ、ウグイス(声のみ)、シロハラ、シジュウカラ、カワウ、ハシビロガモ、オナガ、バン、ハシブトガラスなどを見ることが出来ました。

観察会-4

お父さんと二人で参加してくれました。

(広報委員 秦 記)