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活動レポート

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かんきょう講演会「極地に立った南極シェフが考えるこれからの暮らし方」

 

開催日時:令和6年7月15日(月祝)10:00~12:00

開催場所:環境活動推進センター3階 講座室

講  師:第57次南極観測隊 調理担当 渡貫 淳子  氏

参加人数:35名

 

極寒の地、太陽が昇らない暗黒の世界、家族と会えない日々の中、限られた食料を限界まで使い、南極の環境を守るためにゴミの排出や排水、エネルギーの使用も限られます。
日本に帰ってきてあまりに簡単にいろいろなものが捨てられることへの強い違和感が今でもなくならないとのことですが、環境に対して日本でも出来ることは「意識すること・知ること・そして無理をしないこと」が大切とメッセージをいただきました。
いつでも南極に戻りたいという渡貫氏の語る南極は厳しくもとても美しく、ペンギン、アザラシ、オーロラ、雪原の映像も楽しませていただき、南極に行ってみたいと思いました。
隊員30人の身体と精神の健康を預かる調理担当は、観測や研究の根幹にあり、渡貫氏の優しいお人柄、臨機応変のポジティブ思考、気配りの素晴らしさがあったからこそ。

改めてこれからの私たちの暮らしに見習うべきことと思いました。 (普及啓発委員会:M.Y)

講演会の様子(1)

※満席の会場

キャンセル待ちが出る大人気講座となり、多くの方に渡貫さんのお話を聞いていただけました。

講演会の様子(2)

※オーストラリアから「しらせ」に乗船

飛行機でオーストラリアまで行き、南極観測船「しらせ」で約1か月。 船酔いと戦いながら昭和基地まで。

講演会の様子(3)

※美しいオーロラ!

厳しい自然の中でも、オーロラ、アデリーペンギン、アザラシに癒されます。

講演会後のひとコマ

※渡貫氏(右)と熱心な中学生参加者(左)

小学生、中学生の参加者もおり、終演後には渡貫氏にとてもフレンドリーに話しかけていただき、感激されていました。