活動レポート
「自然に学ぶ」活動レポート 実施の様子一覧
夏の昆虫観察会~身近に息づく虫を発見しよう~
※参加者集合中!間もなくはじまります
開催日時:令和4年8月19日(金) 10:00~12:00
開催場所:都立善福寺公園 上の池および下の池
講 師:元日本昆虫学会会員 青木 良 氏
日本トンボ学会副会長,東京大学総合研究博物館研究事業協力者
須田 真一 氏
日本昆虫学会会員 林 弥生子 氏
参加人数:24名
中止した前日の天候とは変わって、最高気温32.5度、最低湿度41%と乾いた秋晴れのような晴天に恵まれた。
注意事項等説明の後、青木先生・須田先生・林先生ごと3班に分かれ、下の池を周回,上の池を時計回りと反時計回りするコースで観察会を開始した。
雨天日後の晴天とあって、トンボ・チョウ・セミなど多くの昆虫に出会えた。トンボの翅の仕組みがヒントとなった飛行機の話や、単眼・複眼の働きの違い、温帯の日本ではセミの種類が豊富なこと、擬態や寄生の話等々の興味深い話をいただいた。
また、昼間にもかかわらず、セミの羽化にも遭遇できた。最終的には各班で約30種類の昆虫を確認した。(みどり事業委員会:F.T)
講師の先生方
向かって右から青木良先生、須田真一先生、林弥生子先生。
木漏れ日の林で
普段は耳にすることが少ない昆虫の話に、子ども達より若いお母さん方が熱心に聞き入っていた。
ジガバチは自分の巣までせっせと
ジガバチは芋虫に麻酔をかけ、暑い最中に巣穴目指して黙々と運んでいた。
昆虫も暑さで 一休み
木陰のアジサイの葉にシオカラトンボが。休憩中は体を縦に保ち、出来るだけ日光があたる面積を少なくし、じっとしている。
人間も一休み
我々も木陰で暫しの休憩。先生とカーボン製の網の値段,プロ仕様の網についての話に花が咲く。
※アカボシゴマダラ水分補給中 |
※アカボシゴマダラの幼虫 |
※ミンミンゼミ |
※アブラゼミの羽化 |
※オオカマキリ |
※ウチワヤンマ |