NPO法人すぎなみ環境ネットワーク

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オンライン講演会「生物多様性の今」

                    ※講師 渡辺 政隆先生

                  

開催日時:令和3年1月24日(土) 午前10時~11時30分

講      師:東北大学特任教授 渡辺  政隆 氏 

参加人数:22名

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東京に2度目の緊急事態が発令されている最中に開催いたしました。すぎなみ環境ネットワークでは初のzoomを使ったオンライン講演会です。

講師の渡辺先生には、オンラインによる講演会の提案から実現に向けてのアドバイスまで大変お世話になりました。

当日は、ネットがうまく繋がるのか、受講者のオンライン会場入場がスムーズかなど気をもむこともたくさんありましたが、先生を始め、多くの皆さまの協力をいただいて、無事終えることができました。

本日の講演を拝聴して、人類も環境の一部であり、多様な生物を絶滅の危機から救うために、共有の資産である地球環境を守っていかなければならないとの思いを新たにしました。


>※当日のチラシはこちら

講演会のスタート

※多くの生物が地球上に生息(渡辺先生の資料から)

地球上にはなぜこんなにも多くの生きものがいるのかを、時間の経過と生態的地位(ニッチ)を分け合うことで生物の多様化が進んできたことを、先生のご専門の「進化生物学」から解説していただきました。

生物多様性の危機

※生態的地位(渡辺先生の資料から)

環境は、相互に連携し合っている人類共有の資産であり、共生関係にある生物が一つ絶滅すると他の種にも影響を与えます。

 *自然破壊

 *天然資源の過剰な利用

 *外来生物

 *地球温暖化

生物多様性のためにできること

※生物の連鎖(渡辺先生の資料から)

生物の多様性維持していくためには、環境を守っていくことが必要で、そのために私たちができることを果たしていくことが大切になります。

 * ライフスタイルの変換~環境は共有の資産

 *持続可能な経済活動

   本当に欲しいものは何か~購買意欲をかき立てるだけの商品開発でよいのか