活動レポート
「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧
先人の知恵に学ぶ手前味噌~みそで温暖化は防げるか~
先人の知恵に学ぶ手前味噌
~みそで温暖化は防げるか~
日時:平成24年1月31日
場所:あんさんぶる荻窪
講師:鈴木昌代氏 「食品と暮らしの安全」団体世話人
手作り味噌を作る前に、大豆にまつわる温暖化のお話を聞きました。
国産大豆と輸入大豆のフードマイレージを比較しました。
( 講師は東京都環境学習リーダー:境原達也氏が担当しました。)
参加者は20名。
講座終了後、「大豆を煮るところから始まったのが良かった」「手軽に味噌作りができると知った」「思いついたらすぐ出来そう」「先生とのふれあいが楽しかった」「こまめに質問に応えていただけた」「圧力なべの使い方がわかった」「初めての方と楽しく交流できた」などの感想が寄せられ、楽しい講座の様子が伺えました。
手順1-大豆を煮る
水を吸った大豆(写真1の左下)を2倍量の新しい水で3~5時間煮ます。指先で軽くつぶれるくらいが火を止める目安です。
講座では、圧力なべを使いましたが、30分くらいで煮上がりました。ガスの使用量は20%弱ですみます。かなりの省エネになります。
手順2-大豆をつぶす
大豆をざるに移して煮汁を切り、熱いうちにつぶします。ボールとマッシャー、すり鉢とすりこぎ、フードプロセッサーなど。手持ちの道具を利用してください。
手順3-麹と塩を混ぜる
麹と塩を深めのバットに入れ、両手で下からすくい上げながら、よく混ぜます。
手順4-潰した大豆を混ぜる
麹と塩を混ぜたものに潰した大豆を混ぜ、やわらかくなるまで、よく混ぜ合わせます。かたい場合は、煮汁を入れて調節してください。混ぜ終わったら、おにぎり大に丸め、味噌玉を作ります。
手順5-容器に詰める
空気を抜きながら、容器に味噌玉を詰めます。空気に触れないよう、表面にラップを貼り付け重石をします。蓋をして新聞紙でおおい、ひもでしばって冷暗所に保存します。半年~1年おくと、おいしい手作り味噌が味わえます。
お楽しみに。
(広報委員 澤田 記)