活動レポート
「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧
野川源流エコツアー
野川は、国分寺市の恋ヶ窪地域内の湧水に源を発し、国分寺崖線(通称ハケ)からの湧水を集めて世田谷で多摩川に合流します。
湧水のひとつ、日立中央研究所庭園が春秋の2回、一般解放されます。11月15日の開放日、庭内を一周した後、お鷹の道、真姿の池など、野川の源流を訪ねてきました。
本講座は「すぎなみネイチャーセブン」の皆さんに企画・協力していただきました。参加者は25名。快晴に恵まれ、五感で楽しめるすてきなツアーでした。
日立中央研究所正門
開放日には、毎年、数万人の人が押しかけます。樹木や野鳥を観察するグループ、写真を撮影するグループ、ウォーキングするグループなど。それぞれに胸を躍らせながら、正門に向かっていました。
日立中央研究所大池
庭の中心には、構内数か所の湧水を集めた人工の大池があります。武蔵野の面影を残す周辺の林は紅葉し、水面に映えて見事でした。
参加者にお聞きしたところ、いち押しは大池周りとのことでした。
真姿の池湧水群
昭和60年、環境庁の名水百選に選ばれた湧水群です。名前のいわれは、平安時代、玉造小町という女性の病気が国分寺の薬師如来の霊験で治り、元気な姿に戻ったことによると伝えられています。
地場産野菜直売場
真姿の池のまわりには旬の野菜や果物の直売場が並んでいました。
「この辺で烏骨鶏を飼っていました」とお話ししたところ「この時間、卵は売切れていますよ」・・・。しばらくして、卵を抱えて嬉しそうに戻ってこられました。